ラブラブ天国

壁に耳あり障子にメアリー

無題。

私は今、激動の時代を生きているのだなァとしみじみ感じます。メディアからは本当か嘘かわからないようなニュースが流れ、私は何も出来ずに、それでも誰かに何かを成し遂げろと言われ続けます。公平こそが正義だと教えた大人達は皆私たちを見下して、それでも私達に頑張れと言いました。


遠い中東ではテロリストが鉄砲を持って暴れています。宗教を巡ってずっと戦争をしている国もあります。隣の国では独立したいと願う僧侶がたくさん自殺しています。暗黒の大陸では今だに搾取され飢饉に苦しむ人たちがいます。進んだ国にも家がない人達が大勢います。仕事がない人は死んで、仕事がある人も働き過ぎで死んでゆきます。


私の国の偉い人たちは憲法を守りません。憲法は私達を守るためにあるはずなのに。借金は増えて、琉球に軍の基地を作る準備をしています。国は彼らを裁判にかけます。彼らが基地を作るのは嫌だと言ったからです。戦争の準備です。この間米国と大きな協定も結ばれました。隣の国達とは今だに仲が悪いです。もう国はぐちゃぐちゃです。


私たちはいつも地震に怯えています。戦争をしていないのに放射能に怯えています。私たちはお金を持っていません。若者は借金をして、明るくならないだろう未来に怯え、それでもなんとなく幸せに暮らしています。突然自殺する人もいます。今も治らない病気が沢山あります。
明日は今日のような一日がないかもしれないのに、人々は何処かみんな遠くの方を向いて突っ立っています。偉い学者も先生も、みんな遠くを見ています。
みんな遠くを見ています。




(2016.11.24 私の日記より抜粋)